10月が始まりました。
原料高でどこの会社も「なんだかなぁ」と思っているであろう・・ここ最近ですが、
色々と仕入れるものもあり、維持メンテンナンス費、産廃費も馬鹿にならないよなぁと電卓打っている鈴木です。
そんな中、いよいよIT補助金で導入を予定していためっき生産管理システム「ミルメック」の運用に着手しております。
めっき屋における生産管理システムはIT企業と一緒に開発した独自のものが多く、ほぼオーダーメイドになってしまい導入費用も高くついてしまいがちです。
しかしながら、「ミルメック」は当社のような中小でも受注から納品請求まで一元化した生産管理システムを導入する事が出来ます。クラウドシステムなので月々のランニングコストは発生してしまいますが、紙使用量が激減すると思いますのでそれでペイできますかね。
クラウドの利点としては、一度導入した機能はずっとそのままというわけではなく、ユーザーの意見が反映され年々アップデートしている点です。これは、他社の気づきも自社に活かせるのではないかなぁと期待しております。
当社に持ち込まれるめっき製品は多品種少ロット品が多くを占めますので、受入れ時に絵を書いて種類毎に識別しないと混入の恐れがありお客様に迷惑をかけてしまいます。絵は事務員が書きますがこの絵を書く作業が本当に難儀でございます。
絵心の無い私は「何かいい方法ないかな~」とずっと模索していたわけですが、その解決の糸口が「ミルメック」だったんですね。
事務員の負担が少しでも減り、当社の生産管理が少しでもよくなる事を祈って導入作業をしていきたいと思います。
導入の流れは以下の通り。
・インターネットの設定状況からクラウドサーバーの構築
・PC/タブレット計15台へのソフト設定、QRコードリーダー設定
・顧客製品データ登録(現システムからのデータ移行)
当社は長年手書きの製造指示書を運用しておりましたが、いよいよこの部分にITを活用する時がきました。
まず間違いなく、トレーサビリティと納期回答へのレスポンスは強化できるだろうと考えております。ただ、しばらくはアナログとITを併用して最適な運用を見出していきたいと思います。
「めっきのことならYMC」、「アルマイトのこともYMC」
よろしくお願いします!