当たり前にやっている「保管」

外気が30℃を超えるとめっき現場は湿度も相まって中々すんばらしい状況ですね。

お陰様で体重は5kgほど痩せました。ダイエットしたい方は是非、現場で一緒にめっきしましょう!

 

山形新聞をちらーっと見ているとトヨタ子会社の下請法違反について取り上げられていますね。

なにやら生産の見込みがない金型保管を下請けに任せていたとかなんとか・・・。

 

あるあるー!って感じです。むしろ商慣習的に当たり前にやっていて会社古参の方など疑問視もされてないんじゃないでしょうか。

 

よくよく考えると・・・、

金型は100kgOVERとかごついものだったら500kg超えてきたりと移動保管も大変なんですよね。

生産できなければただの鉄の塊なわけで。

 

金型同士を積むことも困難な感じしますし保管場所は言わば下請企業からしたらデッドスペースとなります。

 

トヨタ子会社は製品単価に保管料も込んでいたと誤った認識だったそうです。この認識は仕事出してるんだからそれくらいしろよという感じがしますね。

実際ありますからね・・・、そんな感じの人(会社)。

 

この記事で問題視してるのは「生産の見込みが1年以上ないにも関わらず・・・」や、「生産予定が無いのに生産がある雰囲気を醸し出して保管させる・・・」と言った内容ですね。1か月に1ロットなどコンスタントに仕事があれば、保管の認識ではなく次生産までの仕掛かり置きくらいに考えられるんですが。

物価上昇につき価格交渉等も頻繁かと思いますが、下請けも含めて皆がwinwinにならないと日本の重要な製造・生産技術やらを維持できず、日本経済がやせ細っていくように思います。

 

従来の商慣習的に下請けが不利を被っている現実が見え隠れする記事でしたー。

 

ちなみにこの違反事例をYMCに当てはめると「めっき治具」についても同様のことが言えますね。

治具製作費をお客様から出して頂き製作する「めっき治具」はお客様の持ち物となりますので、保管方法・費用についても今後協議しなくてはならないと感じました。

 

「めっきのことならYMC」、「アルマイトのこともYMC」

 

よろしくお願いします!