硬質クロムめっきの話です。
どうも鈴木です。
円筒系の内径めっきで偏りなく新円を出すには、補助陽極(金属の棒)を円筒のど真ん中ど中心にびたりと固定させる事が重要となります。
少しでも補助陽極の位置が偏るとめっきも偏り、めっきの薄い箇所・厚い箇所とばらつくと公差だしの際など難儀します。失敗すると後が面倒臭いですね。
マスキングもついていけないところにめっきがつくと全てが台無しとなるので、腕が必要でしょう。
硬質クロムめっきは、手がかかる分に厚めっきのやり直しは精神的にきます。
今回内径めっきの打ち合わせを顧問としましたが、
段取り良く治具を製作して100%の状態でめっきする事に越したことはないようです。
そんなとこまでやる?という感じに一見思いますが、段取りが良ければめっきも早いし品質も良いですね。
結果、お客様も大満足!・・・なはずです。
内径めっきのポイントは、ド中心ど真ん中に補助陽極を固定・・・。
補助陽極がめっき中に動かないようにする事。
これ大事。
めっきのことならYMC、アルマイトのこともYMC
よろしくお願いします!