夏・・・、到来。

夏はクワガタ、カブトムシですね。

 

子供の頃、昆虫にまったく興味のなかった(今もあるとは言えない・・・)私ですが、

my daughter【次女】の影響もあり、

亜鉛めっき職人白田さんからクワガタをもらい受け、子供と一緒に飼育観察しております。

 

ほぼ私が面倒を見ていますが・・・。

 

・・・10匹程度飼育していますが、夕方から活発に動き回り、

 

その様相はまるで「パラダイス」。。

 

(ゼリーけっぽんなや)

 

基本的に夜行性なんですね。

 

大きいクワガタが小さいクワガタをはねのけるその様子は正に「弱肉強食」です。

 

しかし、ここは私が作り上げた人工的な「虫かごパラダイス」。「親父のデコピン」で大きい奴を懲らしめます。

 

小さい奴からしたら「神の手」だった事でしょう。平たいクワガタがめっちゃ気性が荒く狂暴な気がしますね。

 

クワガタも可愛いですが、カブトムシもいいですよね~。

 

去年は、カブトムシの繁殖に失敗してしまったので今年こそはと考えております。

(繰り返すようですが昆虫に興味はございませぬ・・・。次女の興味を引くためです・・・。)

 

今年こそは、命のサイクル(成虫⇒卵⇒幼虫⇒成虫というサイクル・・・)で感動を味わってみたいのであります。

 

夏本番、海!山!オリンピック!

 

仕事を思いっきり頑張ってプライベートも充実した夏を送りたいですね。

 

夜空を彩る花火が見たい。

当社のよくある質問⑧ アルマイト後の寸法変化について

当社のよくある質問についてブログにてご紹介しております。

今回は、「アルマイト後の寸法変化」についてです。こちらについては以前のブログ『当社のよくある質問④ 「アルマイト膜厚」について』と重複する部分アリです。

 

今回の質問は以下の通りです。

Q.アルマイト後の寸法が目減りして公差から外れてしまいます。アルマイト後の寸法変化について教えてください。

A.アルマイトはめっきと違い、10μm処理を行っても単純に径で0.02㎜増減するわけではございません。一般的な普通アルマイトは指定膜厚の1/3程度が寸法変化すると考えられております。

また、寸法減要因として『エッチング工程(アルマイト性を向上させるために既存の酸化皮膜を除去する作業)』や『製品凹凸による電気的な要因』がございます。

エッチングについては、アルミを溶かす工程であり、当社では片肉5/1000㎜~10/1000(510μm)程度溶解すると認識して作業しております。こちらについては、各社仕様が違うので寸法変化に対するエッチング溶解量については注意が必要です。当社では一般的な苛性ソーダ+グルコン酸ソーダにてエッチング処理を行っています。

電気的な要因については、試作にてめっきほど顕著では無いですがアルマイト内径部においても外径部に比べて皮膜生成スピードが多少劣る事を確認しております。

以上の内容を考慮すると、当社では5~10μm狙いにおける普通アルマイト処理では処理前寸法に対し片肉-1~3μm、染色アルマイトは染色性を安定させるのに15~20μm必要ですので片肉3~7μm程度プラスになると考えそれぞれ処理に従事しております。

 

近年ではアルミの処理においても精度品が増え、寸法変化に関するお問合せが増えてきております。

めっきも含め、特殊工程に従事するにあたり、加工屋さんとの打ち合わせを円滑に進めるには図面記号や公差範囲を理解する事は必須と考えております。

 

YMCは手作業の強みを活かして顧客製品の出来上がり仕様が満足するよう心掛けて処理しております。

 

『めっきのことならYMC』、『アルマイトのこともYMC』

 

以上、よろしくお願いいたします!

 

今日から7月です。

2021年度も早いもので第一四半期が終了しました。

少し慌ただしく過ぎてしまいましたが、7月は内部監査が予定されてますので一呼吸おいて整えて参りたいと思います。

 

YMCの状況は、新規案件/引き合いも含めて例年より量産物が頂けているような気がします。

(少量多品種対応が当社のセールスポイントですが、量産対応ももちろんできます!)

夏場のきつい時期が始まりますが、工夫しながら処理を進めて参りたいと思います。

去年と比較して先行きは明るいと感じておりますので、近年取り組んできた事が身になるように業務に励みたいと思う次第です。

 

仕事は今のところ順調ですが、7月に入り職域におけるワクチン接種が本格化して参ります。

受ける方は、副反応によって業務に支障が出る事も予想されます。当社としては、従業員一人一人の状況に応じて柔軟に対応して参りたいと考えております。

(現時点、営業スケジュールを変更する予定はございません。)

 

東京オリンピックも開催まで1カ月を切り、人の動きが活発化していくと思います。社会情勢を見ながら会社全体でリスク管理して参りたいと思います。

 

多能工化に取り組む理由

当社ではめっきのスペシャリストを養成する傍ら、OJTによる「多能工化」に取り組んでいます。

多能工とは、当社で言えば「めっきもできるし、バフ研磨もできる」人や「めっきもできるし、分析もできる」ような人財を指します。

 

「多能工化」に取り組む理由としては、働き方改革などで有給を取り易くする目的もありますが、一番に考える事は当社を頼りにしてくださるお客様の『仕事を止めない』という観点からです。

 

何を選択して何を得ていくかにもよると思いますが、

当社では「顧客満足度を最優先」に考えておりますので自社の生産体制が顧客の意に添えるものが作れるよう努力しております。

 

多能工化に取り組む事は、YMCという会社の価値を高める事に必要不可欠と考えています。

「めっきのことならYMC」「アルマイトのこともYMC」と常に選ばれる会社になれるよう今後も継続して取り組んで参ります。

大江戸温泉

大江戸温泉が閉館になるそうです。18年の歴史だそうな。

私自身は行った時がありませんが、東京に用があった際に嫁と娘が早朝からお世話になった事を思い出します。

温泉に行く事も躊躇してしまう世の中でございます。少なからず影響はあったのかなぁと残念に思います。

 

コロナの感染状況ですが、山形は比較的落ち着いてますが東京の方は少し増加傾向?にあるんですかね。

となると・・・、いずれ宮城・・・、山形・・・と拡大していきそうです、これまでの流れだと。

このままでは盆休みにまた緊急事態宣言になってしまいます・・・。

 

ワクチン接種で大きく世の中が変わる事を信じて、もうしばらくの我慢なのかなぁと自分を律する次第であります。

 

コロナ禍が明けたら、USJや夢の国に子供と旅行に行きたいです。それまではキャンプだな、キャンプ。外で遊ぶ事が大事ですね。

通信障害について

6/21 11:00~18:30頃まで電話とFAX、ネットワークが全て使用不可となっておりました。

原因はNTT東日本の光回線経年劣化との事です。

弊社管轄のものでなく対応が後手になってしまい、ご不便をお掛けしたお客様においては大変申し訳ございませんでした。

現在全ての回線復旧しておりますのでよろしくお願いいたします。

見積りに必要な条件

見積りBOXがここ数カ月で一番溜まってしまっていました。メールでもたくさんの見積もり依頼・・・。

みんなで手分けして対応しましたが、社内協議等で提出が遅くなってしまう案件もチラホラと・・・。対応遅く申し訳ございません。

見積り依頼から1日空いたら催促のお電話が来てしまう最近の傾向でございます。

当社も出来る限り即日対応で対応したいところですが、以前のブログにもあるとおり単一工程は見積もりに時間を要しませんが、硬質クロムめっきやバフ研磨・円筒研磨・マスキング・補助陽極・陰極/治具の作製が絡む案件は少々お時間を頂きます。

図面指示で見積もり困難な場合はお客様へヒアリングする時間もございます。

例えば板物で硬質クロムめっき片肉50μm/公差範囲~~遵守!というような図面指示をされている場合、めっきのみで対応するのは困難でG研磨で公差内に収めていく工程が必要です。

電気めっき全般に言えますが凹凸によって厚付けするほど補助陰極陽極無しの処理では膜厚差が出ますので事前の打ち合わせが重要になります。

 

以前のブログも参照頂き、見積もり回答について即日対応できない案件について何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

「IT導入補助金2021」に採択されました!

本日、「IT導入補助金2021」に採択されました。

この補助金を活用して導入するのは生産管理システムで【画像追尾式めっき作業管理システム「ミルメック」】というものです。

当社も晴れてミルメックファミリーの仲間入りです。いいものを作れる予感しかしません。

実際の導入はまだ先となりますが、昨年導入したPCタブレットをフル活用し、更なる品質/サービス向上に努めて参りたいと思います。

 

32℃

山形は今年初の30℃を超える猛暑日でした。

 

そんな中、私とニッケルクロム職人佐藤さんはクロムめっきの溜まりに溜まった汚泥の除去作業・・・。約40年来の垢ですね。

汚泥は皮膚に付着すると危険なのでヤッケを着込んでの作業となります。

 

ただでさえ暑いのに熱のこもるヤッケを着ると、滴る汗・・・、汗・・・、汗・・・!

 

二人で意識もうろうとなりながら休憩を十分にとりながら作業しました。

汚れるのは1日だけで十分と励まし合いながら、ドラム缶2つ分のクロム汚泥を除去する事ができました。こちらは、クロム濃厚廃液として業者産廃となります。

 

ニッケルクロムの復旧状況ですが、6/10朝に修繕依頼を行い6/13日曜日に業者がスクランブル対応してくださるそうです。

予定では6/14月曜日より通常稼働予定となりますのでよろしくお願いいたします。

 

今回のトラブルに際し、時間を争うような緊急の対応をお願いする事になりましたが、本当に弊社の協力企業様には助けられてばかりでございます。

4社の協力企業様に対応頂きましたが、皆さん本当にスピーディに対応頂けました。弊社の事情を察して頂いたのだと思います。

今後とも何卒・・・何卒・・・、よろしくお願いいたします!

 

当社のOVER50Ageのおじさん方もさすがの緊急対応でした。若手は見習いましょう・・・。非常時こそ真価が問われるかもれません。

まだ復旧するまで気が抜けませんが、良い製品が上げられるように品質チェックも抜かりないよう行って参ります。

 

本日も引き続き暑くなるようですね。水分補給は細目にとり、熱中症に注意しながら作業しましょう。

安定供給は信頼への第一歩

前身の三浦クロームから数えること50年、表面処理加工業を営んできました。

 

1番最初に建てた第一工場(Ni-Cr、Znめっきライン)は経年劣化により少々ガタが出てきており、本日(6/10)より装飾クロムめっきラインのクロムめっき槽が設備メンテナンスに入ります。

早期復旧により顧客納期等に支障が無いよう努力しますが、専門業者が絡むメンテナンスの為、復旧までに3営業日程度要すると考えております。

現在受注頂いている関連する顧客には個別にご連絡しますので、当社協力工場への一時転注や納期調整にご協力頂けますようよろしくお願いいたします。

 

ものづくりにおいて安定供給する事は信頼に繋がると考えております。安定供給するには4Mをしっかり管理しなければならないと肝に銘じておりますが、なかなか思うようにいかないものでございます。

工場は色んな事が起きるのでそんな難儀なところも含めて楽しいところでもありますが・・・、続くと疲れます。何でもない普通の一日が幸せなんだなぁと思う虎舞竜のような今日この頃です。

近年では自然災害なども多く、豪雨による浸水被害や地震倒壊によって生産できなくなるケースも見られます。様々な事を想定して顧客が困らないよう安定的に継続して生産できる体制を構築して参りたいと考えております。

めっき業界では地方同士が連携してBCPに取り組んでいるようです。特殊性の高い業種なので「仕事を止めない」ためにも競合他社と言えど協力する事が必要かと思います。最近では「競争」ではなく「共創」って言うんですね。結果、地域が盛り上がればいいですかね!

 

当社は顧客満足度で地域No1を目指し、「めっきのことならYMC」と言っていただけるように邁進して参ります!

 

メンテナンスに関してはご迷惑をお掛けしますが、最善を尽くします。よろしくお願いいたします。