昭和価格に振り回される男

最近のYMCは、創業以来初めて全お取引先様を対象とした「値上げ交渉」を行っています。

これはなかなかノウハウがいるものですね。

中小企業庁が公開している「価格交渉ノウハウ・ハンドブック」や当社が所属する全国鍍金組合の公開情報等を参考になんとか理解を得て頂こうと考えていますが、お取引先様と取扱い点数が多すぎて眩暈がしてきました。

値上げのいきさつは昨今の原料高によるところですが・・・、それと同時に当社が抱える近年の課題として昭和価格の改訂がございます。

内情として、古くから流れるめっき製品は昭和(?)の価格が未だに適応されており、当社としてはこの状況を改善しなくてはなりませんでした。

原料高における「現単価から一律~~%上げます」みたいなものは理解が得られやすいですが、「今までの処理価格(昭和価格)を見直します」みたいなものはなかなか大変な事でございます。

全取引先様を対象とした価格改定は初めての事でご迷惑おかけしておりますが、当社が提示した内容、取引先様が提示した内容で協議する事を惜しまないよう一つ一つ対応して参りたいと思います。

何卒よろしくお願いいたします。

 

「めっきのことならYMC」、「アルマイトのこともYMC」

 

よろしくお願いします!