不覚

先週末は、Jリーグの最終節でした。

今年はコロナ禍という事もあり、日程が中断したり過密日程になったりと大変なシーズンになりました。

私は、モンテディオ山形が初めてJ1に上がる年からテレビ観戦程度に見るライト層なのですが、水曜日と週末のサッカー観戦は欠かさず見ていました。(今年の監督は面白いサッカーだと思います!)

が、しかし・・・。

最終節を見事に見忘れるという不覚をとってしまいました。

その理由が、子供が買った将棋のゲームに没頭したためです。(弱いくせにオンラインで粋がるタイプです。)

年間通して観戦していたのに・・・。

今年のモンテディオ山形は7位フィニッシュでしたが、新しい監督の初年度でこの成績は立派なのではないでしょうか。得失点も+15??くらいだったか、、立派な数字だと思います。

これは来年期待できるな・・・と。

有名選手がたくさん所属するJ1チームが山形に来ると地域が盛り上がります!

是非、モンテディオ山形には頑張ってほしいものです!

初めて昇格した際の数々のジャイアントキリングは本当に痛快だったのを思い出します。その当時は東京にいましたが、毎週スポーツバー(?)に通ったものです!その当時はスカパー放映でした!

ネットで気軽にスポーツ観戦できる世の中ですので、来年こそは見逃さないようにしたいと思います。

1週間

1週間が非常に早かったです。あっという間に終わりました。例年12月は怒涛のように時間が過ぎ去っていきます。

そんな中、今年は雪がちゃんと降っているため朝の通勤と除雪作業が非常にきついですね。

週半ばに降った雪も金曜帰る頃には大分溶けていました。これが凍ると大変なんですよね。

週末の水抜きの徹底はマストな作業です。冬本番になると1日で配管が凍る事もあるので、毎日水抜きするか天気予報の最低気温を都度チェックしなくてはなりません。雪国のめっき屋あるあるかと思います。

今週末はクリスマスツリーでも飾って子供をソリ遊びにでも連れて行ってあげようかと思います。

皆様、良い休日を。

雪・・・、

昨日から雪が降っており、県内ではスリップ事故も多くなっているようです。

明日の朝は−5℃まで冷え込むらしく雪が積もらなければ、湿った路面がブラックアイスバーンとなるかもしれません。安全運転で事故など起こさないよう気を付けましょう。

今週はずっと寒波がきているらしく雪マークが続いています。

雪は降らないんじゃないかと淡い思いを抱いていましたが・・・、やはり降るようです。

本格的に雪が降るのは、久しぶりなので慣れるまでトロトロ運転で長蛇の列になるかもしれません。そんな時にやれ遅刻だなんだと焦るのは事故の元です。そんな時は堂々と遅刻しましょう。命には代えられません。

雪かきなどで車に乗るにも時間を要するので、5~10分前行動でゆとりのある運転を心がけていきたいと思います。会社でも雪が積もったら除雪作業から始まります!(駐車場停められません)

去年が降らなかったので感覚が戻るのが鈍いですが、気を張っていきましょう!

 

当社のよくある質問④ 「アルマイト膜厚」について

当社のよくある質問についてブログにてご紹介しております。

今回は、「アルマイト膜厚」についてです。

アルミは鉄の約1/3程度の重さであり、他の金属成分を添加して強度を上げる事で様々な特性を付与する事ができます。アルミの表面処理としては、アルマイトが最もポピュラーな処理ではないでしょうか。当社ではアルミの無電解ニッケルめっきやクロムめっき(硬質、装飾)の引き合いも多く、今後も多岐に渡って活用される材料であると思います。

 

今回の質問は以下の通りです。

Q.アルマイトの膜厚(加工前後の寸法精度)について教えてください。

A.アルマイトの膜厚は5μmを狙ったとしても、径で0.01㎜増加するわけではございません。アルマイトは素材側に含侵する部分と外側に成長する皮膜がございます。関連して硬質アルマイトの高精度品で加工前寸法をどうしたらいいか問われる事もあります。こちらについては様々やりようありますが、事前に試作するか/ある程度狙いで硬質アルマイトを行い後から追加工で寸法を出すといった方法もございます。

補足として・・・、

当社ではアルマイトの膜厚測定は渦電流式の膜厚計で行いますが、これは「含侵している部分と外側に成長している部分」を合わせた数値となります。公差がある場所をマイクロメータで測定する場合は、「外側に成長している部分」のみが測定されます。

文献では普通アルマイトでは膜厚(渦電流)の1/3程度が径で増加する分、硬質アルマイトでは膜厚(渦電流)の1/2程度が径で増加すると言われております。

・・・、なかなか難解でチンプンカンプンです。よく分からない事は検証するようにしています。

<5052硬質アルマイト試作結果>※膜厚は50~100μm、他条件についてはお問合せ下さい。

①外径よりも内径はアルマイト皮膜が薄い(外径のアルマイト皮膜のー10%程度か)
②膜厚のバラつき⇒治具の下の分布製品膜厚が厚い(中心より下の部分がMAX)
③文献通り硬質アルマイト皮膜の実寸について膜厚の1/2 増加した。
(普通アルマイト“浴温 20℃、電圧は一定”は1/3 増加すると言われている。)

 

寸法精度については、材質/材質形状が大きく関与しますので必ずご提示ください。

アルマイト処理後の不具合により剥離再処理をする場合は使用できなくなる恐れがあります。

再処理については穴部をマスキングして対応したりと打ち合わせが必要となります。

めっきもアルマイトも各社それぞれのノウハウや特色があります。試作依頼についても随時お引き受けしますのでご不明な点はお気軽にお問合せ下さい。

以上、当社のよくある質問④「アルマイト膜厚」についてでした。

 

処理対応品目についてはこちらからご参照ください。

医療従事者の方

・今は亡き祖母

・母

・母方おば二人

・父方いとこ

・嫁の姉

・嫁

上記は、私の身内にいる看護師の方々です。

今思えば、看護師に囲まれて育ったのだなと思います。ですのである程度は看護師の大変さが分かります。

このコロナ渦の中、正に最前線で満身創痍で働いて頂いているものと思います。

誰が新型コロナにかかってもおかしくないこの状況、もし自分がそうなってしまったら誰が私たちの面倒を見てくれると思うと本当に頭が下がる思いです。この場を借りまして、感謝申し上げます。

『医療従事者の方、いつもありがとうございます。』

現在、日本は医療体制がマヒしないよう重大な局面を迎えているだろうと思います。海外では開発されたワクチンが投与され始めているので暗いニュースばかりではありませんが、日本ではまだ先のようです。そこまでに医療が崩壊してしまっては、本来救えるべき命が救えなくなってしまう可能性があります。

もう一度我々が出来る事を再確認して感染を食い止めましょう。

1.3密(密集、密接、密閉しない)の徹底

2.ソーシャルディスタンス

3.接触部(手摺など)、手指のアルコール消毒

4.マスクによる自分および他者への飛沫感染防止

もちろん経済を回す事も必要で、サービス業への支援は継続しなければならないと思います。

我々個人が出来る支援は政府が推進している旅行だったり飲食店に行ってサービスを受ける事になるのですが、どうしても接触と移動が伴うので感染リスクも同様に伴います。正に右を見ながら左を見ろと言っているようなもので感染症対策の難しいところだと思います。

楽しい年末行事も盛り沢山なので悩ましいところではありますが、非常事態時の5月に比べテイクアウトやインターネットによるお取り寄せの品々物もサービス拡充されてます。

手始めにクリスマスはステイホームとし、地元の飲食店のテイクアウトサービスを利用して、サービス業に貢献しようと思います。他人と握手もできないような世の中ですが、出来る事を模索しながらお互いが支え合えれば素敵だなと思います。

この困難な時代、心の中で手を取り合い頑張って生き抜きましょう。

不幸が連なる

仕事と全然関係ない話ですが・・・、

①親父⇒買って2か月のiPhone11Pro をコンクリに落としてガラス割れ。修理代33000円(正規店)。

②娘 ⇒親父のiPhone7をお下がりでもらい愛用。階段から落としてガラス割れ。修理代8500円(非正規店)。

72時間の間に悲劇が続けて起きました。初めて割りましたが新しいのも相まってすごく気になるんですね。

みなさんappleケア(16800円)に入ってますか?保証に入っていれば3000円で修理が受けられるそうです。私は、これまでガラスを割った時が無かったので必要ないと高をくくっており未加入トホホな状況でした。正規店で直さないとappleの他の保証が受けられなくなるとの事で、33000円を支払う事になりました。

・・・、ん~~なんとも痛い出費です。

少しでも気を紛らわそうとauで入ってるサービス規約を読みまくった結果auスマートパスの特典でいくらかは補填されるそうです。気休めくらいにはなりそうです・・・。

以下、修理写真(子供の方ですね)。


すごく綺麗に直してくれて動作も問題無しです。やるな・・・、非正規店。

我が家を襲った不運の連鎖は、保険についてすごく考えさせてくれました。本来であれば、appleケアに入った方がいいと思いますが、16800円を保険に使うよりも再発防止費に回してみようと考えました。

気を付ける点は、

1.落とさない

2.割れるリスクを減らす

以上、2点のみでございます。で、以下導入しました。

①ガラス製の液晶保護

②MILスペックのケース

③ケーブル付きのカラビナ(これはかなりいいです)

④手で持つ時に指を入れる落下防止の輪っか。

上記を10000円で購入しました。

appleケアは保証期間中に2回ガラスを割って修理すれば元を取れるらしいです。

果たして僕はもう一度割る時は来るのか。

もしもう一度割ってしまった時は、俺は割る奴なんだと割り切りappleケアに入る事にします。

以上、どうでもよいお話でした。

 

新型コロナCOVID19感染予防について②

日頃より、ワイ・エム・シーの新型コロナ対策にご協力頂きありがとうございます。

ワイ・エム・シーでも遅ればせながら新型コロナ対策として非接触式の温度計を導入しました。体温測定は従業員各自に任せていましたが、感染予防および記録を残すためにも会社として取り組む事にしました。

お客様においても測定をお願いする場合がございます。その際は、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

新型コロナに誰がかかってもおかしくない状況と思います。様々なシチュエーションで「3密」にならぬように意識していきたいと思います。

冬は空気が乾燥してウイルスが飛沫し易い季節です。今一度気を引き締めていきましょう。

当社のよくある質問③ 「見積もり」について

当社のよくある質問についてブログでご紹介していきたいと思います。

今回のテーマは、「見積もり」についてです。

当社では、1日当たり約20~30社様の図面FAXを頂いております。図面枚数としては、月に500枚近く来てるんでしょうか・・・メールも含めればそれ以上となります。当社のお仕事は、お客様の製品へ「めっきという付加価値」を売っていますので、受注してから「やっぱり出来ませんでした」は色んな意味で大変ご迷惑となります。そういった事が無いよう見積もりする上でリスク管理を非常に重要視しています。最近では新しい材質の案件も多いですし。

 

当社のよくある質問は以下の通りです。

 

1個目・・・、

Q.見積もり内訳を教えてくれますか?

A.基本的に「製品面積(㎝2)×見積もり係数(めっき種毎に設定)」です。プラス要素として「排水処理費/治具管理費/光熱費/他」が勘案されます。見積もりは製品1つ当たりの単価で回答させて頂いておりますが、1セットで回答する場合もあります(これについては物量にもよります。見積もり時にご相談ください)。現場により、重量物は重量計算で見積もりする場合もございます。

見積もり係数は、製品材質/狙い膜厚/めっきの特性毎に違います。マスキングやバフ研磨は、平均的な作業時間を算出し分当たり〇〇円でプラスしております。治具については、専用治具やマスキング治具がお客様で支給不可な場合、当社又は協力企業で製作を請け負いその全額を別途請求させて頂いております。光熱費はベーキングや夜間めっき(Hcrめっき厚付け)で勘案されます。

見積もり算出方法や回答スピードはめっき会社の設備状況やそれぞれのノウハウもあり千差万別ですので、お客様の品質要求に見合う会社を是非見つけて頂きたいと思います。

当社の強みについてはホームページでもご紹介しているので是非ご参照の上、お見積りをどしどし下さい!

 

2個目・・・、

Q.即日の見積もりをお願いできますか?

A.対応できるものと対応できないものがございます。

単一工程・・・、例えば、ハードクロムめっき5μmや無電解ニッケルめっき5μmのみであれば即日対応可能です。難しいパターンは、内径めっきで専用治具を要するものや研磨‐めっき‐研磨で工程を重ねるもの、マスキングが難しいもの、特別な品質要求で試作検討が必要な場合などです。協力企業との連携や部門間で打ち合わせを要する場合もお時間を頂きます。

見積もり回答スピードについては早く出来るようにシステム的にも改善しておりますが、上記理由によりお時間を頂く場合がございます。何卒ご理解頂けますようよろしくお願いします。

以上、よくある質問「見積もり」についてでした。

当社のよくある質問② 「硬質カニゼン(無電解ニッケルめっき)」について

当社のよくある質問についてブログでご紹介していきたいと思います。

今回のテーマは、「硬質カニゼン(無電解ニッケルめっき)」についてです。

無電解ニッケルめっきとは、文字通り電気を使わずニッケルめっきを行うものでございます。その一番の特性としては、均一にめっきがなされる事で電気を使用しためっきのように凹凸による膜厚差がありません。

当社では、各種産業界向けに上村工業製無電解ニッケルめっき(中高リンタイプ)で25年以上の加工実績がございます。対応する素材は、鉄/銅/アルミ/SUS/鋳物/他・・・と材質に合わせ最も適した触媒を付与する事が可能です。

一番のセールスポイントは止まり穴の処置です。当社は、手作業によって止まり穴1つ1つにめっきがつきまわるよう工程間毎でエアーブロー処理しています。非常に手間がかかりますが、その仕上がりは穴周りのシミ防止や防錆面において大きく違ってきます。

焼き入れスケール品/黒皮品につきましても、超音波洗浄と電解洗浄を併用しダブルトリプルと素材に合わせた前処理を展開しますので、その仕上がりにもご満足頂けると思います。1品からでも承りますので是非お試し下さい。

 

当社のよくある質問は以下の通りです。

Q.「硬質カニゼン(無電解ニッケルめっき)」はやっていますか?

A.はい、やっています。当社の硬質無電解ニッケルめっきは皮膜変色せず、ビッカース硬度800程度となります。

 

硬質無電解ニッケルめっきは、無電解ニッケルめっき皮膜を焼き入れベーキングし皮膜硬度を硬質クロムめっき並みに高めた処理となります。当社の加工例として、外径に硬質クロムめっき100μm後、内径に硬質無電解ニッケルめっき20μmといったような特殊な製品もございます。

硬質無電解ニッケルめっきの加工賃についてですが、通常の無電解ニッケルめっきに比べ「高い!」と感じられるお客様が多いと思います。他社では分かりませんが、当社では手の平サイズ1個でも100個でも同じベーキング炉で1回の処理で対応します。ベーキング処理は高温を維持するために1回当たりの光熱費が高くなってしまい、1個のみの対応ですと必然的に見積もり額が高くなってしまいます。

上記改善策として、多品種小ロット製品のご依頼であってもベーキング処理日を統一する事で全体的にコストダウン出来る場合もございます。詳しくは見積もり依頼時にご相談してください。

以上、よろしくお願いします!

 

処理対応品目についてはこちらからご参照ください。