ワクチン打つ前から改良ワクチン

本日の山形新聞に新型コロナの変異株に対して「改良ワクチン準備急務」と見出しがありました。

変異株は120か国に拡大しているそうで、現行のワクチンが変異株に対して効果があるか不透明(特に南ア株)との記事でした。

 

現行ワクチンを打つ前から「むむむ・・・」と思いますが、現行ワクチンを接種する事により重症化を防ぐ等考えられますから希望は持っていたいと思います。

 

4月から長女も小学校6年生になります。今年の卒業生は修学旅行も制限され、学童の卒所旅行も行けなかったようでした。

長女が1年生から過ごしてきた学童。

時には「行きたくない」と駄々をこねる事もありましたが、そんな時は「6年生になったらみんなでディズニーランドだよ」と諭してきたものです。

今では学童の時間を楽しく過ごせているようで、友人と過ごす時間もかけがえのないものと思います。

コロナ禍で行事毎も制限されていますが、普通の修学旅行、普通の入学式・卒業式が出来るようになって欲しいものです。

 

現在、山形は自治体による緊急事態宣言下にあります。当社の取引先においても少なからず影響があるようです。

今週に入り20℃を超える春の陽気でポカポカしていますが、気を引き締めて感染予防に努めたいと思います。

 

まず、検温。

2021年度営業カレンダーのご案内

 

2021年度営業カレンダーをご案内します。

通常、めっき作業は16:45まで、営業窓口17:45までとなっております。

土曜日に関しましては16:45までの営業となります。

2021年度もワイ・エム・シーをよろしくお願いいたします。

頭と首が痛い

一昨年ほどに首を痛めました。そこらへんから頭がズキズキと痛むようになりました。

頭については念のためMRIで頭痛の原因を探しましたが異常はないとの事・・・。

恐らく、極度の肩こりや首こり(ストレートネック?)からくる頭痛なのではないかなぁと考えています。

痛む前兆として考えられるのは、デスクワークや引っ掛け作業などで目を酷使した後が多いかもしれません・・・。

 

しゃがんでもズキズキ、階段を下りる上下運動でズキズキ、くしゃみやあくびでもズキズキ。

もうかれこれ3日くらい続いてます。さすがに嫌になってきました・・・。

 

頭痛には片頭痛と緊張型というものがあるようで、自分が思うに緊張型の可能性大と思います。

緊張型の頭痛改善には適度な運動で血流改善とあるので、寝る前のストレッチから始めてみようかと思います。

 

体のケアは大事ですね。

防錆のメカニズム

金属を取り扱う上で永遠の課題ともなるのが「錆」でございます。錆は「金属」と「水」と「酸素」があれば容易に発生します。

アルミやステンレスなどは錆ないと思われがちですが、実は錆にくいだけです。

錆の種類も「白錆」「赤錆」「緑青」など様々あり白錆は両性金属(酸、アルカリに溶解する)に発生します。アルミや亜鉛などです。

赤錆は皆さんが錆と認識しているもので鉄由来の金属に発生します。緑青はあまり馴染みがありませんが銅由来の金属に発生します。

世の中にめっき種類は多くありますが、どのめっき種もある程度の防錆力は見込まれているものと思います。

この防錆の考え方ですが、めっきによってそのメカニズムが違います。例として、鉄の防錆めっきとしての代表格は亜鉛めっきになります。

亜鉛めっきは資源も豊富(資源が少ない日本でも亜鉛はとれます)で安価に量産する事が可能なので、ホームセンターで見るナットやネジの多くがこのめっきが採用されています。(月産~万単位の量産の多くはバレル方式です。量産に適していますが、キズ擦り傷が発生するため多少コスト高になってもラック方式を採用される企業様も多いです。バレル方式やラック方式はめっきの手法になります。)

 

この亜鉛めっきについてですが・・・、

よく屋外で使用されるボルトやアングルに亜鉛めっきが採用されていますが、白く錆びている事があります。

一見亜鉛めっきが白く錆て外観を損なっているように見えますが、実は母材である鉄を表層の亜鉛めっきが先に錆びる事で赤錆の発生を遅らせているのです。

このことにより、ボルトやアングルの強度が保たれるため、自動販売機やエコキュートがしっかり固定され私たちの安全性確保に繋がるのです。

 

この亜鉛が先に錆びて鉄を守る防錆方法を「犠牲防食」と言います。

この自己犠牲心溢れるめっきの防錆メカニズムを同業の友人は「まるでサムライのようだ」と紹介していました。

その通りかと思います。(めっきの特性を擬人化すると面白いかもしれませんね。)

 

亜鉛めっきは、耐食性を上げるためにクロメート処理(六価クロム由来の後処理)、3価クロム化成処理をする事が一般的です。

最近では、亜鉛めっきにNi等を含有させて合金めっきとする事で二次加工性を良くしたり更に防錆力をアップしためっきもございます。

以前までは、亜鉛めっきに装飾性はあまり求められず、装飾性と耐食性(防錆力)を求めるのであればニッケルクロムめっきが一般的でありました。

昨今、亜鉛めっきにおいて装飾性を求めるものが増えてきたと感じております。

亜鉛めっきは後処理によって色彩を豊かに変化させる事ができます。「黒」「虹」「白」「青」など薬品の浸漬時間によって濃淡を変える事もできます。

 

当社には、亜鉛めっきを含め多くのめっき品目をラインナップしております。今回は、亜鉛めっきの防錆についてお話しましたが、めっき手法(無電解法、電解法)においても得られる特性が違います。また、下地めっきの選択なども品質に大きく関わるものです。

 

試作や見積もり時においては、顧客用途に応じた適切なめっきをご提案できるようにしたいものです。

 

 

変更点管理

ISOの要求事項8.5.6「 変更の管理」では以下のように記載されています。

『組織は,製造又はサービス提供に関する変更を,要求事項への継続的な適合を確実にするために必要な程度まで,レビューし,管理しなければならない。』

日々の現場作業において変化を加えて品質が大きく良くなる場合もあります。

逆もしかりです。

大事なのはその変化点が品質その他諸々どのような影響があるのかリスク管理する事だと思います。

 

変更点を管理する時に大事なのは大きく分けて4つ。

Man,Machine設備,Material材料,Method方法です。4M変更などとよく聞くかもしれません。

 

例えば、設備を脇にちょっとずらすなどの些細な変更が重大な不適合に繋がったりもします。

(⇒レイアウト変更時にめっき槽にゴミ異物が混入してしまい製品仕上がり時にザラが発生した・・・など)

 

当社の変更事例としてよくあるのが「材質の変更」や「接点箇所の変更」です。

上記内容について顧客は変更点管理していても当社に知らされておらず不具合発生に繋がってしまった過去事例が少なからずございます。

目まぐるしく変化する状況において変更管理はものすごく億劫ですが、情報が共有されないと言うのは社内外共に不具合に発展するリスクが潜んでおり危険だと思います。

 

「先月まで良いものが出来ていたのに今月に入って急に不具合が出るようになった・・・」

よく聞く話でございます。

遡ってみると必ず些細な事ながらも変更している点があります。その些細な変更点を見つけ管理項目として見直す事が技術向上に繋がったりも致します。

めっきは特殊工程ですので目に見えない部分がたくさんあります。見えない部分だからこそ変更点管理が特に重要になるのだと思います。

現場では日常的に点検作業や浴管理を行っていますが、普段と違う音がする・焦げくさい・色が違うなど「いつもと違う」と5感をフル活用する事も未然にトラブルを防止するためには必要な事だと思います。

 

当社の製品サービスは顧客製品あってのものですから、要求事項を満足する工程を組むにあたり顧客との打ち合わせは重要です。

社内外ともに些細な事でも密にコミュニケーションをとって良いモノづくりをしていきたいと考えております。

 

 

 

3/11

東日本大震災から早10年。

「もうそんなに経つのか・・・」と考えてしまいます。

最近、テレビ番組で津波の発生メカニズムや避難経路の解析を行い今後の防災につなげていく内容を拝見しました。

津波で行方不明だった方が10年を経て見つかったとの報道もありました。未だに原発の問題もあると思います。

避難生活などにより生まれ故郷を離れた人もおり、10年一昔と言えど今でもその影響は計り知れません。風化できない未曾有の大地震だったと思います。

地震直後は、電気が使用できなくなり、物資買占めが起きたり、ガソリンスタンドが行列になったりと大変だった事を思い出します。上の子が生まれたばかりで、家族3人で暖をとるために日中から布団にくるまったのを思い出します。

せわしく過ぎる日常やコロナ禍の中で「地震大国日本」を忘れてしまいがちですが、この前も大きな揺れがありました。

 

災害は忘れた頃にやってくる・・・。

家庭内/会社内でも声を掛け合って「防災意識」を持っていこうと思います。

 

今年は楽天に田中マー君が復帰しておりますので、野球はあまり見ませんが密かに復興10周年に「日本一」という華を添えてくれると期待しております。

 

「頑張ろう!東北!」

 

「頑張ろう!日本!」

 

という訳で今日も1日頑張っていきたいと思います。

 

春っぽくなってきました

ここ最近の山形は空が青く、大変気持ちの良い日が続いております。

遠くの山々はまだ白いですが、春が近づいてきたのだなと感じております。

この季節が近づくと嫁さんの実家である酒田で田んぼの種まきが恒例行事としてあるのですが、去年はコロナの影響で行けませんでした。

最近では上の子も手伝うようになっていたので米作りに携われるいい機会と考えておりました。

人数がいた方が早く終わると思うので是非力になりたいところですが、ワクチンが一般に行き渡るまではもう少しの辛抱ですかね・・・。

 

大分あったかくなってきたので、春キャンプに向けても色々と準備していきたいと思います。(テントにも穴が開いているので・・・)

今年は泊まってBBQするだけでなく「子供と体を使って遊ぶ時間」も捻出して大事にしていきたいと思います。

通常の週末もそうなのですが、年々仕事以外で体を動かす事が億劫になってきており下の子から「遊べっ!」と言われ続ける休日でございます。

 

iPhoneの写真を見返すと子供の成長には驚かされるものでいつの間にかどんどんでかくなっています。

子供が親父に構ってくれるのも今だけなのだと思い改め親父業も仕事と同じくらいに励んでいきたいと思います。

3月に入り色々と・・・

3月は当社の決算期でございます。

今年度は先行き不明感が強く、色々と節約したり、働き方についても意識してもらわないといけないような状況がたくさんありました。正にコロナに始まりコロナに終わるという感じで当社取引先においても多大なる影響があったかと思います。緊急事態宣言も緩和されつつあるので、感染状況をワクチン接種によって抑えつつ外出等も以前と同じように出来るようになれたらいいなぁと思います。

ただ、悪い事だけでもなく色んな企業様がネットやSNSを活用しだしたり情報を発信するようになったので、試行錯誤している感じがとても楽しく当社も負けてられないなと思う次第でございます。同業者の会合など催し物を一切ありませんでしたが、色々な方法で情報交換/発信は以前よりも活発な気もします。良い部分は来年度も続けていきたいと考えております。

来年度に向けて様々な政府の新たな支援策が出てきております。当社の現状を踏まえ、政府支援の中で活用できるものがあれば積極的に申請して参りたいと思います。

まずは、3月ラストスパートを華麗に決めて有終の美を飾りたいと考えております。今年一年の経験が来期に花が咲くよう、繋がるようにしていきたいと思います。

話は変わって・・・、

私は六星占術で「火星人-」ですが、今年2021年は12年に1度の当たり年なようです。普段より占い等気にしておりませんがポジティブなものや物事の意識付けする時だけはいいように考えてみる事としています。

今まで続けてきたものが開花するような一年となるそうなので、何がどうなるのか注視して参りたいと思います。

 

求人募集のご案内

めっき研磨工2名、求人募集しております。

未経験大歓迎でございます。

詳細はハローワーク求人内容又は弊社HPの採用情報をご参照ください。

興味のある方、是非ご応募ください。よろしくお願いいたします。

 

ヒューマンエラーの防止策

どんな良いシステムを構築しても人が関わる業務において「人は必ずミスをするもの」でございます。

 

日々変化する環境において、機械化/AIやIT・IOTなどによってミスの確率を減らす事が大事であり取り組むべき課題であると思います。

極端に言えば新人でも熟練でもある程度操作出来てマニュアル化する事が大事なのだと思います。

(致命的なエラーが潜んでいる可能性があるので、定期的”1日/1週間/1カ月/四半期などなど”にしかるべきタイミングでチェックしなくてはいけないと思います。)

一つ一つの作業精度とスピードを上げなければいくら時間を労し頑張っているとしても効率は得られず利益は得られません。

「作業スピード」と「作業精度」については片方が良くてもダメで会社的にはどちらも向上して頂かないといけません。

(あきらめたら試合終了なので心の中のリトル安西先生に鼓舞されないといけないと思います。)

 

どんなにモノやシステムが発展しようがそれを扱うのはヒトです。

失敗から学び、繰り返さないためにどうするかが大事であり「成長」に繋がると思います。

当社は手作業による生産体制をセールスポイントにしております。(人が意思と機動性を持って行動した方が機械に勝てる分野もあると思います。)

 

「ヒューマンエラー」による影響が少なくなるよう改善・試行錯誤して参りたいと思います。